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オーバープロネーションはシューズを変えるだけで改善されるのか?

2014年8月3日

ストレッチサポートの浦中です。

 

スポーツ医科学の分野では、プロネーションやオーバープロネーションという言葉は専門用語として使われます。


オーバープロネーションはシューズを変えるだけで多少の軽減はできますが、「シューズだけ」に頼ってはいけません


なぜなら、足がオーバープロネーションになる問題自体を取り除いたことにはならないからです。


最近では一般ランナーの間でも、ある意味「ランニング用語」としてプロネーションやオーバープロネーションと言う用語が度々使われているようです。


以前、ある経営者との会話の中で「プロネーション」という言葉を普通に使っていたのが、個人的にかなりの衝撃だったんですが、あるスポーツブランドメーカーの方と話をしている際に、そのことが腹落ちしました。


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プロネーションやオーバープロネーションって何だ?という方のために、解説をしておきますね。


プロネーションとは日本語で「回内」という解剖学用語を指します。


解剖学の話をしてしまうと頭が混乱すると思うので、要は写真のように後ろから見た足首が「くの字」になってしまうことを足部のプロネーションが起きていると、ひとまず判断をして下さい。


この「くの字」が鋭角になることを「オーバープロネーション」と言います


写真を見る通り、足にダメージが加わりそうな感じは伝わるんじゃないかと思います。


オーバープロネーションが起こると、どんなリスクがあるのかというと、足裏のアーチ(土踏まずの部分)が無くなることで、足全体への衝撃を和らげることができなくなります。


さらに、足だけの問題だけでなく、膝や股関節周りにまで悪影響が出てきてしまうんです。


できるだけ怪我を防ぐために、このプロネーションが起きないような対策が必要となった来るんですが、基本的にはランニングシューズやインソール(靴の中敷き)でコントロールをしていきます


オススメは、しっかりと整形外科等で診察をしてもらいながらインソールを作ってもらいたいところなんですが、足部のオーバープロネーション対策はシューズやインソールに頼ってばかりではいけないんです。


これは、腰痛のときのコルセットと同じで、コルセットを巻いているときは腰が安定して痛みが出にくいんですが、コルセットに頼ってばかりだと、今度は腰を支える筋力が段々低下してきます。


つまり、用具で修正することと一緒に、弱った部分を鍛え、固くなってしまった箇所をストレッチしたり、ほぐして上げる必要があるということです。

 

ランニング中に足部のオーバープロネーションが起こってしまう人は、多くの場合、お尻の筋肉(中でも中臀筋)の筋力が弱くなっていることが多いんです。

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写真にあるように、中臀筋はお尻の横に付いている筋肉です。


この筋肉がうまく機能しないと、片足立ちの際にうまくバランスが取れなくなってしまいます。


ランニングは、動作を細かく見てみると、「片足立ちの連続」です。常にどちらかの足は宙に浮いていますよね。


普段からランニングをしている人であれば、片足立ちの際にバランスが保てない・・・ということは少ないでしょう。


ですが、ランニングフォームをよく観察すると、膝が内側に入っている人は以外と多いんです


プロネーションも、膝が内に入るのに連動するような形で起こってきます。


その動きが大きいと、結果オーバープロネーションとなるわけです。


ですから、オーバープロネーションの対処はシューズだけに頼ってはいけない、のと同時に、そもそも足だけを見て判断することも避けなければなりません


常に、この問題の原因はどこにあるのか?という問いを立てて、根本的な問題の解決を進めていく必要があります

 

これはビジネスでも同じですよね。


例えば、残業時間が長いという問題があった時に、じゃあ残上時間を無くそう!という解決策を出したとしても上手くいきません。


なぜ、残業時間が長くなってしまっているのか?という根本的な問題を突き詰め、それに対する解決策を出さないと、問題は一向に解決されないままになってしまいます。


ランニングもビジネスも、1つの課題や問題に対して根本となる原因を見つけることが非常に重要です。

 

 


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